創業 2018
橘 誠一郎2018年の秋にCobalt Grovepathを立ち上げたのは、大手コンサルティングファームで10年間働いた末に、ある違和感を抱えたからです。報告書は分厚く、提言は鋭く、しかし半年後に現場を訪ねると何も変わっていない。そういう経験を何度か繰り返すうちに、「正しい答えを渡すこと」と「組織が実際に動くこと」の間には、大きな溝があると気づきました。その溝を埋めることが、自分の仕事だと決めました。
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一石ずつ、確かな道を築く。
橘 誠一郎2018年の秋にCobalt Grovepathを立ち上げたのは、大手コンサルティングファームで10年間働いた末に、ある違和感を抱えたからです。報告書は分厚く、提言は鋭く、しかし半年後に現場を訪ねると何も変わっていない。そういう経験を何度か繰り返すうちに、「正しい答えを渡すこと」と「組織が実際に動くこと」の間には、大きな溝があると気づきました。その溝を埋めることが、自分の仕事だと決めました。
最初の2年間は、知人の紹介で中小製造業2社と小売業1社を担当しました。大きな案件ではありませんでしたが、週に一度は必ず現場に足を運び、工場の床を歩き、レジの裏側に立ちました。そこで学んだのは、問題の本質はたいてい「構造」ではなく「習慣」にあるということです。長年の習慣を変えるには、正論を一度言うだけでは足りません。同じ言葉を、違う角度から、何度も、丁寧に届ける必要があります。その忍耐を、私たちは今も大切にしています。
一石ずつ、確かな道を築く。
橘 誠一郎、大学卒業後に国内大手コンサルティングファームに入社し、製造業・流通業を中心に10年間、組織再編と事業戦略の案件を担当した。2016年には東南アジアの製造拠点立ち上げ支援プロジェクトに2年間従事し、現地スタッフとの対話の中で「言語が違っても、組織の詰まり方は同じだ」という確信を得た。2018年秋にCobalt Grovepathを設立。休日は近郊の山道を歩くことが多く、道標の石積みを見るたびに「一石ずつ積み上げることの確かさ」を思うと話す。好きな言葉は「水準器を信じろ」。